よく試合前などに、「バネを溜めとけ」「バネが切れている」と言っている方を目にします。
確かに、なんとなくのニュアンスはわかります。足が軽く、疲労がない感覚のことだと思います。
この記事を読んでいるあなたもそうお思いのことだと思います。
しかし、バネとは具体的になんなのか。そして、普段のポイント練習やスピード練習からうまく溜めるためのポイントを私なりにまとめてみましたので、興味のある方は読み進めていただければと思います。
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バネとは一体なんなのか?
私の見解では、【バネ】自体を個体として示すなら、主に《アキレス腱の伸張反射》⇨詳しくはバネの育成の記事をお読みください。
そして、バネを溜めるという表現を使う際の【バネ】とは体全体のコンディションを整えて爆発力を蓄えることだと考えます。
体全体の疲労を適度に抜きつつ、動きも良くする事で、アキレス腱のバネに、最大出力で力を伝えることができると考えます。
しかし、足と一概に言ってもバネを溜める際には、
ふくらはぎ【8】:太もも【1】:上半身【1】
程の割合で重点を置く必要があると思います。
理由を簡単に説明しますね。
ふくらはぎ
比較的足の中では小さな筋肉で疲労しやすいため、日々酷使していては疲労が取れない。また、アキレス腱の反射(伸張反射)を使って効率の良い走行をする際に最重要となる。
太もも
ランニングの中でエンジンの役割を担っているハムストリングや、大腿四頭筋(前もも)があるため、疲労を溜めすぎるとパワー不足になりもっともバネを発揮するふくらはぎにうまく力が伝わらなくなる。また、フォームの崩れにつながり、ふくらはぎにも大きな負担がかかる。
上半身
背骨の湾曲も人間の体のバネの1つである。直接地面を蹴る訳ではないので、足ほど重要ではないが、腰や肩甲骨周りが固まってしまうと足のバネを早く消耗してしまう。
このようにそれぞれバネを発揮するために必要な役割を担っているが、やはり群を抜いて1番大切なのはふくらはぎの筋肉だと考えます。
バネを溜める方法とは?
バネを溜めると言いましても、世間には沢山の情報が出回っています。
・「ゆっくり芝生をジョグすれば良い」
・「ひたすら休めば良い」
・「速い動きで短く練習を終わらせばいい」
・「マッサージすれば良い」
・「分厚いシューズで走れば良い」
私が耳にしたことがあるだけでも山ほどバネのため方らしき情報は存在します。
私の見解からすると、これらはすべて正解です。
これらを全て組み合わせて要約したとすると、
「練習量を減らしてキレのある動きを少し取り入れ、ジョグはゆっくりとクッション性の高いシューズで行ない、極力休養をとり、積極的に治療やマッサージなどで回復を促進させる。」
という事になりますね。
「はい。完璧です。」
世の中の意見達は私の言いたい事をまとめてくれました。
と言ってもそれでは考察にならないので、ひとつひとつ考えていきたいと思います。
あ、ちゃんと説明してくれるんですね、、(-_-;)
さすがに、説明がないと皆さん困るでしょうからね。(笑)
ゆっくり芝生をジョグすればいい
芝生および不整地というのは、地面が柔らかかったり不安定なので地面からの反発がほとんど受け取れない上、接地も不安定になります。
このような状況では、反発に頼ったランニングがしづらくなるため必然的に、体幹や太ももの大きな筋肉を使ったランニングになってきます。
またクロカンなどの上り坂は、効果的であり、上り坂では体重を上に持ち上げるために地面をハムストリングスで強く押すので、ふくらはぎに頼った走り方を防ぐことができます。
こうすることでふくらはぎのバネを温存できます。
ひたすら休めばいい・マッサージ
これは筋肉の超回復を行うためのプロセスであり、シンプルに壊れた筋細胞を回復、強化させるために行います。筋線維が回復し、強化されるとおのずと最大パフォーマンスも向上します。
マッサージは筋肉を緩めて結構を促進し、回復を早めるために行います。
速い動きで短く練習を終わらせる
これは練習の中でバネを使い果たさないように、極力高い負荷で短い時間で練習を終わらせようという考えです。
動きが鈍らないように、速い動きでコンディショニングをしつつ、練習量は落として疲労を抜きバネを溜めるといった考えです。
分厚いシューズでジョグをする
これも不整地を走る際と同様、クッション性の高い厚底シューズは安定性に乏しく、基本的に反発も少ないものが少ないため、体幹部や太ももの大きな筋肉を効率よく稼働して、ふくらはぎのバネを温存することに繋がります。
脚力の強い、海外の選手もジョグの時は厚底シューズを履きます。それにはこのようなバネを浪費しないという理由も含まれています。
まとめ
バネを温存するには主にふくらはぎに重点を置く必要があります。
・休養を取り回復を促す。
・練習は端的に動きだけ意識
・柔らかく安定感のない場所をゆっくり走って、体幹や太ももの筋肉を使って走る。
簡単に説明するとこうなります。あなたもバネをしっかり溜めて、ベストパフォーマンスを発揮できるように頑張って下さい。
ご愛読ありがとうございました。
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