中長距離ランナーのための【ランニング広辞苑】

【効果を解説】ランナーがレッドブルやモンスターエナジーを飲むとどうなるか。

time 2019/05/07

【効果を解説】ランナーがレッドブルやモンスターエナジーを飲むとどうなるか。

私自身ランニング事業を進めている中で
中高生のランナーから多い質問に、
「レッドブルっていつ飲めば良いんですか?」
「モンスターエナジーっていつ飲めば良いんですか?」
「あれって効果ありますか?」

というものがあるんですね。

結論から言うと答えは「効果あります」です。

今回は、レッドブルやモンスターエナジーなどのエナジードリンク類の効果と、飲むタイミングのお勧めを理由も交えて説明していこうと思います。

レッドブルやモンスターエナジーとは?

10年前に日本では有名になり始めた、エナジードリンクという種類の飲み物であり、主にカフェインアルギニン等のアミノ酸、そしてビタミンを中心に構成された清涼飲料水です。

これらの飲み物は主に、眠気覚ましや運動能力向上の目的に使われる事が多く、多くの陸上競技者の間で、試合前の飲み物として使われているのが現状です。

味はかなり甘ったるいモノが多く、糖分の量も半端ないので体に良いものではなさそうですね。。笑

効果のほどは??

レッドブルやモンスターエナジーを飲む事で長距離選手が得られる効果は大きく2つ
カフェインによる効果と、糖類やアルギニンによる効果です。

カフェインの効果は?

①カフェインは脂肪の分解を促進して、エネルギーとしての利用率を上げる事でパフォーマンスを向上させます。

運動神経を興奮させて、筋肉をよりスムーズに動かずことで最大出力をスムーズに出せるようになる。(体が動きやすくなる)

③神経の興奮によって疲労自体を感じにくくする

※デメリットとしては血管収縮作用もあるため、アルギニンなど血管拡張効果のあるもので中和していると考える。

糖類やアルギニンの効果とは?

①糖類は摂取することで血糖値を上昇させてくれます。これによって糖質エネルギーが急速に供給され力強いプレーが可能になります

※ただし血糖値は上げれば上げるほどいいというものではありません。急激に上げると、反動で急激に落ちますので、脱力感や吐き気を招くことになります。エナジードリンクの飲み過ぎはやめましょう。

②アルギニンには、疲労回復効果や血管拡張効果があります。長時間のランニングでの疲労軽減やカフェインの血管収縮効果を和らげ、カフェインの効果を最大限に引き立てると考えます。

このメカニズムにより、エナジードリンクは科学的にもランニングや長距離走、マラソンに対して効果の高い飲み物だということがわかります。

さて、では飲むタイミングを説明していきましょう。

飲むタイミングは??

飲むタイミングとしましては、僕がオススメするのはシンプルにースの1時間前(だいたいウォーミングアップの前)ですね。

これにも理由があり、カフェインを摂取して内臓から吸収されるまでにかかる時間が60分そしてアルギニンなどのアミノ酸が吸収される時間が30分。糖類の吸収速度は非常に早く15分程度で血糖値は上昇していきます。

どの栄養素も吸収されてから、1時間以上は確実に効果が持続します。カフェインに関しては3時間は最大効果が持続することがわかっています。

このことから、一番吸収までに時間のかかるカフェインに合わせて飲むタイミングを60分前に決定するのが妥当です。

また、ウォーミングアップ前に飲むという理由としては、カフェインなど刺激の強い物質は胃に負担をかけます。ですので、飲んですぐ走ると気分が悪くなったり、緊張で吐いたりしかねません。

飲んでからストレッチなどをして、少し落ち着いてから走れるように、ウォーミングアップ開始前に飲む事をオススメしています。

1日に2レース以上ある場合は?

その場合は、レース間が3時間以上空く場合に限ってレッドブルやモンスターエナジーを2本以上飲むことをお勧めします。
カフェインの最大効果持続時間が3時間のため3時間以内に2本のむと、過剰摂取になりかねませんので、オススメしません。

3時間以内に2レースある場合は、血糖値を維持するためにウイダーゼリーなどで糖質(マルチデキストリン)だけを積極的に摂取する事をお勧めします。

まとめ

・レッドブルやモンスターエナジーなどのエナジードリンクは、カフェインやアルギニンや糖類の作用で効果あり。

・飲むタイミングは試合の1時間前[ウォーミングアップの前]

・2レース以上あるときは、3時間以上間隔が空く場合にのみ2本以上の飲用をオススメする。

注意すべきこと!

※カフェインはあくまでも、体に無理をさせてパワーを発揮するものですので毎日の飲用や多量摂取はオススメしません。

また、カフェイン依存症になってしまえば、せっかくのカフェインの効果も薄れてきてしまいます。

試合の時や、どうしても体がキツイ時などの時のためのスペシャルドリンクとして考えておくことが大切だと思います。

カフェインの危険性についてはこちら⇨⇨カフェインの危険性

 

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ちょっと僕のつぶやき。

S。

S。

1996年生。 800m:1分52秒38 1500m:3分54秒53 というまあまあ無難な記録な学生時代。現役ランナーとして部を引退した現在も活動。昔から類い稀な、人体に関する知識や感覚、スポーツの栄養学やトレーニング法マニアで、沢山の人にそれを伝えるのが趣味である。 中学時代は800m:2分15秒、1500m:4分40秒の弱小ランナー 勉強を介して、独学で練習を編成。貧血やスランプも独自で乗り越え、毎年ベストを更。