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【ストライドって何?】意外とランナーが勘違いしがちなストライドと大股の違い

ランニングの技術や知識
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本日はトレーニング指導を行っている中で、多くの方が勘違いしている部分について解説、言及していこうと思います。

あなたは、【ストライド】ってなんだと思いますか??

簡単に言えば歩幅であり一歩で進める距離のことです。走りにおけるストライドの意味合いも、私が思うストライドの意味合いも大まかにはこれであっています。しかし、ストライドにも良い伸ばし方、悪い伸ばし方が存在します。良い伸ばし方の具体例は、先日のブログ記事で書かせていただきました、【バウンディング】が極端な良い例です。

しかし、私の見てきた生徒さんの中にも間違ったストライドの伸ばし方をしている方が多数いらっしゃいましたので、本日はその部分を重点的に説明していこうと思います。

悪いストライドの伸ばし方

一般的にストライドは歩幅ととらえて頂くことが普通ですが、ストライドを伸ばせと言われたとき、人間はだれしも、目の前にある足をより前に伸ばして、遠くへ置こうとします。

しかし、走りの中で前にある足を遠くに伸ばしてしまうとどうなるでしょうか?

①接地するポイントが体より前になる

②接地時間が長くなる

③重心が下がってしまう。

上記のようなデメリットが浮き彫りになり、確実に走りが非効率になります。

遠くに行こうとすると、脚を体より前に接地しますよね。そして、脚を前につくということは、体の後ろで地面を蹴りだすまでの時間が長くなります。また、脚を体の前で接地しているということは、脚は斜め前に出ており、まっすぐ真下に足をついているより、腰の位置は低くなります。

分かりにくい方へ

壁に背中からもたれて、脚を前にズラしてみてください。自然と腰の位置も目線も低くなりますよね。その姿勢からまた手を使わずに立った状態に戻ってみましょう。それと同じです。足を前に出すと腰は落ちます。

そう、ちょうどこのお姉さんのように。(下記画像参照)

一度重心の位置を下げると、それを元の高さに戻す際にも重力に逆らう為、力を使います。その結果、疲労が蓄積する上、無駄が多い、最悪のフォームが完成してしまいます。

このような理由から、脚を前に出すストライドの伸ばし方はあなたの走りをより悪化させてしまうのです。

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良いストライドの伸ばし方

良いストライドの伸ばし方は比較的シンプルで簡単なものです。

地面から強く反発をもらい、地面を蹴る後ろ足の力で一歩を稼ぎます。前足の接地位置は体の真下に固定し、どれだけ体の後ろで距離を稼げるかを考える方法です。

極端な例でいうと、1つ前の記事で挙げさせていただいているバウンディングなんかはいい例です。下記の画像のように、脚はももは上がっていますが、膝から下は前に出ておらず、体の真下で接地する準備が出来ています。

また、地面を蹴った足もしっかりと地面を蹴れており、ランジウォークをしているかのような姿勢が確保できている。

また、蹴った足でストライドを伸ばす際に注意してほしいのは、前足や腕振りも極めて重要だということだ。

前足は、接地点こそ体の真下にするために膝下は前に出さないが、膝自体はしっかりと斜め上方向につき上げ、振り子のように前への推進力を出す必要がある。また、腕もしっかりと肩甲骨から振り、蹴りだす足の反発をスムーズにもらえるようにサポートしましょう。

まとめ

本日は少し少な目の内容になりましたが、ピンポンとに絞った内容だったのではないでしょうか?

ストライドの伸ばし方を間違えないように頑張ってみてください。

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