中長距離ランナーのための【ランニング広辞苑】

強くなるには自分の中に確信を増やすこと。スポーツマンがレベルアップするコツ

time 2019/05/14

強くなるには自分の中に確信を増やすこと。スポーツマンがレベルアップするコツ

ランナーを含む、スポーツマンがレベルアップしていくのに必須なもの。それは練習であり、睡眠であり、栄養であり、多々の要素が存在する。

しかし、そんな具体的なものではなく、もっと抽象的なコツが存在すると私は考える。それはその練習なり、食事なりが、自分の最短時間での成長に最善の策であるかどうか。そして、その行動を自分の中で確信に変えられているかである。

説明まで抽象的だと分かりづらいので、私の経験を元に具体例を挙げてどのようにその自分の行動に確信を持つのかを解説していきます。

確信を持つとどうなるか。

人間は「これをやると絶対に〜なる!」とわかっていると、なんの迷いもなく行動を行えるものです。

例えば1000円を必要としている少年に、

1時間働くと1000円もらえる」というと、迷いなく働くと思いますが、

1時間働いたら、もしかしたら1000円もらえるかもしれないけど0円かもしれない」

といわれるとどうでょう?

少年には迷いが生じます。

この迷いそこがスポーツマンの成長において、無駄な時間であり、挫折の原因にもなりうる最大の敵なのです。

①不安を捨てる

☑強くなるために何かを始める。

例えば「今日から走る距離を30キロに増やしてみよう。」や、「糖類を控えた食事にしよう」といった、初めての試みを行う時に多くの人はこう考えます。

「でも、これで疲労が溜まったら元も子もないよな〜」

「エネルギー不足になったらどうしよう。」

何も考えていないおバカさんならこんな事を考えない人も稀にいるとは思いますが、基本的に人は、自分の知らない領域には不安というものを覚えます。

このような不安は、途中で行動を挫折させてしまったり、無駄に考える時間を作ってしまい悪影響です。

出来るだけ不安は取り除きましょう。

②徹底したリサーチ

不安を捨てましょう。と言って簡単に捨てられる方はそれでいいのですが、神経質な方もランナーの中には多く、なかなか難しいのが現状ですよね。

新しく物事を始めようと思うタイミングは人それぞれですが、少なからずそれを始めようと思ったきっかけがあります。

例:ネットで調べたらおすすめ記事に出た。

例:フォームを直していたら思いついた。

など、何か行動を起こした時に、付属的に新しい考えや案というのは飛び込んできます。

不安を抱える原因として考えられるのは情報不足です。

いきなりですが読者のあなたに質問です。

A・太郎くんが〇〇をして記録を伸ばした

B・トップランナーの98%が〇〇で記録を伸ばした。

このAとBを見てあなたはどちらの情報が信憑性があると思いますか?もちろん両方の情報は嘘偽りない事実です。

答えはB。あなたも簡単にわかるはずです。

結局情報量や参考データ量が多く、根拠の強いものに人間は安心感を覚えます

もしあなたが、自分の今からしようとしている成長のための取り組みに不安を抱えていたり、挫折しそうなのであれば、インターネットでひたすらそれを他に実践している人の情報を調べたり、信用できるコーチと相談したり、あなたの中でそれが確実に成長するために必要になる物だと確信づける事が大切です。

③自分の体で試す。

結局最後は自分がやるかやらないかです。上記の①、②である程度不安が解消され、それを実行してもいいかな?と思えるようなレベルになったのであれば、迷わずに行動に移してみましょう。

結局は自分の体で試してみないと、それが自分に効果あるのかどうかはわかりませんし、そもそも、自分の体で効果を実感できたならば、それは今後の競技人生において自分の中で強くなるための要素として絶対のものになります。

ここで私の実体験を元に具体例を挙げて説明します。

私自身も、種目柄、駅伝でも短距離でもない中距離という立場でしたので、専門コーチが少なく割と自分で試行錯誤してやってきたと思っております。(もちろん偉大なコーチも多く、お世話になった部分もありますが。)

私がこれまで1番記録が一気に伸びたのは、高校1年生の4月〜9月にかけてです。

その頃のは私は中学時代、県大会にもロクに出られない、無名のランナーで、速くなりたい一心で陸上の強かった高校に進学した事もありやる気に満ち溢れており、毎日腹筋を1000回しようと決めました

しかし5月に怪我をしてしまい、走れない時間も増えたため、「どうせなら狂ってやる。3000回してみよう」という考えに至り、そこから毎日3000回(日曜のみ休み)の腹筋を、朝練前、休み時間、放課後、自宅、部活含めて行いました。

正直、その時の僕は割と強くなりたい一心でバカになれていたので、不安もほとんど生まれませんでしたが、中学までは50回くらいしかしていなかった腹筋を3000回に増やすとなると、恐ろしい筋肉痛に襲われて、1ヶ月くらいはウォーキングですら体幹に力が入らないレベルでした。

しかし、1ヶ月過ぎたあたりから、それに慣れてきて人と喋りながらでも500回くらいは一気にこなせるようになり、3000回が比較的楽に感じ始めました。

そして、3ヶ月後の復帰戦では走る練習をほとんどしていないにも関わらず、800mの自己ベストを14秒更新し、県内の同学年ではトップになりました。

とにかく走りで追い込むことがトレーニングだと思って補強運動を軽視していたそれまでの自分のなかに、

・体幹トレーニングは速くなるために大きな要素を占める。

・限界を超えた補強運動は一時的に疲労で動けなくなっても慣れれば一気に成長する可能性を秘める。

という2つの確信を得ました。

この時の行動のおかげで現在でも、実体験を元に不調の時は腹筋トレーニングを重点的に行いますし、多少の疲れは乗り越えられると自分に言い聞かせて壁を乗り越えることができています。

自分が体験して会得したものであるため、不安はあれ以来一ミリも生まれません。

※これはあくまで私の例ですので、これを真似してあなたが上手くいくとは限りません。例としてあげさせて頂いただけなので、ご自身に合ったトレーニングを見つけていただくことをオススメします。

科学的なデータも含むと、毎日腹筋を行うのはどうか?などという声もありますが、腹筋は全身の筋肉の中でも比較的回復速度の早い筋肉であり、上半身を起こすだけの低負荷トレーニングであるため、私は独断でこのトレーニング方法を選びました。

もしかしたら週3.4回にしておけば、もっと効率よくなったかも?などの疑問も少しは湧きましたが、毎日限界を超える量を続けることで、精神的にもかなりトレーニングになりましたし、1ミリも後悔はありません。

むしろ大成功でした。

挫折した方がいい場合

もちろん自分に合ってないものを続けたとしても速くならないどころかパフォーマンスの低下や時間の無駄にしかなりません。

私自身も、他の人には効果があると聞き試したものの、フォームに支障をきたした練習や調子を落とした食事法など失敗も多数あります。成功の数より失敗の数の方が多いですからね。笑

その方法が自分に見合っているかどうかを確認するのに必要なのは私自身は23ヶ月であると考えています。

もちろん「確信を得るのに必要な時間」なんていう研究はございませんので23ヶ月というのが科学的なデータではありません。

しかし私なりの根拠としては、トレーニング系のものであれば、最初に筋肉に変化が現れ始めるのが最短で2ヶ月程度、食事などで体の内面を細胞レベルで変わり始めるのは1〜3ヶ月程度と言われており、大体このくらいの期間を不安や迷いなく続けて変化がなければ、実験的に続けるもよし、挫折するもよし。と考えております。

まとめ

暗中模索で2.3ヶ月も物事を継続するのは大変不安が大きくなることだと思います。しかし、「確信を持つとレベルアップする」というのは、私が保証します。

今自分なりに新しく始めてみようと考えている方は、それに対する不安を極力取り除いた上で、積極的にチャレンジし、成功を掴み取ってください。

本日もご愛読ありがとうございました。

ご質問やご意見ありましたら、公式ラインからお気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

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ちょっと僕のつぶやき。

S。

S。

1996年生。 800m:1分52秒38 1500m:3分54秒53 というまあまあ無難な記録な学生時代。現役ランナーとして部を引退した現在も活動。昔から類い稀な、人体に関する知識や感覚、スポーツの栄養学やトレーニング法マニアで、沢山の人にそれを伝えるのが趣味である。 中学時代は800m:2分15秒、1500m:4分40秒の弱小ランナー 勉強を介して、独学で練習を編成。貧血やスランプも独自で乗り越え、毎年ベストを更。