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【遺伝子検査】ランナー必見!!才能や素質を理解して、効率のいい練習を。

ランニングの技術や知識
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あなたは、ランナーにおすすめの遺伝子検査キットをご存知でしょうか?

更には市販の遺伝子検査キットというものをご存知でしょうか??

遺伝子検査キットは医療業界での生まれつき持つ病気のリスクや可能性を判断するためにこれまで使われてきましたが、現在では、自身の市販のスポーツマンとしての才能や特徴を調べるための商品も出てきています。

私自身もこの検査を自身で実施したことがあり、競技力向上に繋がったので本日はご紹介致します。

エクササイズ遺伝子検査キット

私が、以前利用しましたのは、「ハーセリーズ社のエクササイズ遺伝子検査キット」という商品です。

ご紹介程度に公式サイト載せておきますが、私は一切販売には関係ありません。以下公式サイト↓↓↓

エクササイズ遺伝子検査キットの特徴

この商品は、まず口腔内粘膜(口の中を綿棒で軽く擦るだけ)を自身で採取し、提出します。

ご本人様の

①筋肉のタイプ

②ミトコンドリア(エネルギーの発生源)の増殖率

③血管の拡張能力

を主に検査することが出来、オススメのスポーツや種目、また、強化した方が良い部分知ることが出来ます。

ここからは私の検査結果の実際の写真も踏まえて、スポーツマンやランナーに対する遺伝子検査具体的な紹介をしていけたらと思います。

①筋肉のタイプ

生まれつき持つ筋肉のタイプは、大きく分けて3つ存在しております。

・R/R〈速筋〉(パワーと瞬発性に特化)、

・R/X〈速筋&遅筋〉(瞬発性と持久性にまんべんなく特化)

・X/X〈遅筋〉(持久性に特化し、パワーは弱い)

の3タイプに分類されます。

実際、トレーニングによってパワーや持久性は取得できますが、そもそもの遺伝子による筋肉のタイプ自体はほとんど変化しないといわれております。

以下の画像は私自身の判定結果の画像になるのですが、私はX/Xタイプでした。主に遅筋の要素が多く、最大パワーが弱い為、持久性を生かした運動向きとのことです。瞬発系をつかさどる、a-アクチニン3という遺伝子が、存在しないという比較的珍しいタイプでした。

私自身、昔から50m走では負けたことがなく、現在も800mで全国大会での活躍をしている為、予想外の結果でしたが、思い当たる節はいくつかありました。

・接地時間が他の選手より長い点

・なかなか筋肉がつかない点

など様々な要因から、納得のいく結果ではありました。

しかしながら、R/Rのタイプの選手が、スタミナがないかといわれるとそうではなくトレーニングによって持久性のあるハイブリッドな筋肉になることが解っています。

残念なことに逆はまだ前例がなく、X/Xタイプの選手が、瞬発系をトレーニングしてもそれほど瞬発力の向上は見られていません。

実際に、オリンピック選手は競技問わずその8割がR/Rタイプであるというデータも出ています。

しかし、2割はR/XタイプやX/Xタイプの選手もいるということです。練習のアプローチ方法をしっかりと思考錯誤することで、筋肉面での弱点をカバーすればいいのです。

私自身、X/Xタイプでありながらも、800mのラストスパートで見劣りした経験もございませんし、むしろラストスパートが得意な方でした。

以前の記事でも記載いたしましたが、筋力に関わらず、100mを10秒台で走ることは動きさえ極めれば可能という研究結果もございます。

結局大切なのは、自分の強みと弱みを理解して練習メニューを考えるところになります。

➁ミトコンドリアの増殖能力

これは、エネルギーを算出するミトコンドリアという体内の器官がどのくらいの速度で成長するかを見る目安になります。

主に持久力を用いた運動の際に、ミトコンドリアが多ければ多いほど、長時間の活動が楽になるのですが、このミトコンドリア自体が増える速さによって、持久力自体の向上速度も異なってきます。

簡単に言うと、ミトコンドリア増殖能力が高いと、マラソンランナーやサッカー、バスケットボールなど長時間において運動を行う際に比較的短期間で慣れて楽に運動が出来るようになるということです。

ちなみに私の結果は以下の通りです。

私自身、比較的有酸素運動と呼ばれるジョギングやウォーキングは比較的長時間継続して行うのが得意でしたので、この結果は何となく当てはまるような気もします。

ただ、私自身、高い負荷で長時間運動するのは苦手分野なため、マラソンを自身のペースで走りきることは比較的容易ですが、タイムを狙うのは難しいです。

この結果が、S/S型であったとしても努力次第で何とかなる(ミトコンドリアが増えないことはない)ので、競技結果には特に影響を及ぼさないと思いますが、仮にウルトラマラソンなどに出場される場合は有利に働くかもしれませんね。

③血管拡張能

血管拡張能とは、血管を最大限に広げ血流をよくすることで、これが高いと体内に酸素をはじめとする栄養素を多く運搬できるようになりランナーとして有利に、逆に低いと血管を収縮させて一気に筋肉に血流を流し瞬発的な動きを強化でき、スプリンターやフィールド種目に有利になります。

判定はこれも3つありまして、I/I型(高い)、I/D型(標準)、D/D型(低い)のという項目になります。

これに関しましては、高くても低くても、メリットがあるという嬉しい検査項目ですね。

私自身どちらでもメリットときき、胸を躍らせながら検査結果を確認しましたが、まさかまさかのI/D型でした。。。

①、②の検査項目で両極端の結果だったので期待したのですが、何とも言えない結果になりました。

しかし、表に書いてある通り、I/D型は筋持久力トレーニングが効果的とあり、私自身中距離種目のトレーニングは効果的に走力向上に繋がったかもしれません。

結果を元にどう行動する?

わざわざ、お金を出して自分自身の遺伝子(つまりは才能)結果を確認するわけですし、もしあなたが結果次第で「天才だから練習しなくていい」や「才能ないからやめよう」などと考える方なのであれば、この遺伝子検査は実施する必要がございません。

正面から結果を受け止め、才能レベルの強みと弱みを理解したうえで、今後の競技人生において的確なアプローチを考える材料にしないと何の意味もありません。

私自身は、「遅筋優位でミトコンドリアの多いタイプ」という自信の分析が出来ましたので、遅筋の少ない力で速く走れるエコ&パワーのランニングフォームの追求をするため、ミトコンドリアにより得意とされている持久トレーニングを減らし、動き作りや筋トレの時間を増やしました。

このように、自身の練習に目的と意味を持たすことで、伸び悩みの解消にもつながりますし、モチベーションアップにもなりました。

まとめ

①自身の強みと弱みが遺伝子レベル(才能)で解析できる。

➁検査結果によって、今後の練習に理由が出来る。

また、下記よりなんでもお答えしております。

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