あなたも、他人に陸上競技を教えてみたいと思ったことはありませんか?あなたのちょっとしたアドバイスが、その人の走りを劇的に変化させるかもしれません。
私は、大学在学中の21歳の頃から、現役のランナーとして活躍する傍ら、陸上競技に関する情報発信やコーチングを一人で行ってきました。今回の記事では、その経験をもとに陸上競技の指導者やコーチになるにはどのような方法があるかを解説していきたいと思います。
また、記事の最後には、私と一緒にコーチをしてくれる方の募集要項も掲載しておりますので是非、ご覧になっていただけたらと思います。
陸上競技の指導者の種類
ここからは、先ず陸上競技の指導者になるにあたって、指導者の種類や内容について説明していきます。簡単に分けるだけで6つに分類することが出来ます。
中学、高校の部活監督
この類の指導者になるには、技術や指導力より先に教員としての採用が必要になってきます。また、長年同じ学校で指導者をしたいのであれば、異動を極力減らす必要がありますので【教員採用試験】の合格は必要不可欠です。しかし、陸上の自身の実績がなくとも、陸上部の顧問をお願いされれば監督になることが可能ですので、比較的陸上の技術的な部分だけで言いますと参入しやすいです。しかし、教員採用試験は国家試験ですので、指導者である前に教員です。部活で高い成果を収めても収入アップにはつながりません。
メリット:教員採用試験を通れば陸上未経験でもなれる可能性有
デメリット:部活の成績で収入が増えない、あくまで先生
大学のチーム監督・コーチ
この場合は、同じ学校の指導者という括りにはなりますが、基本的に大学の部活は外部コーチを採用しているところがほとんどです。高校でも私立であれば外部コーチがいる学校も無きにしも非ずですが、大学の場合は比較的外部コーチが多いです。
その理由としては、大学は進学する人が高校に比べて圧倒的に少ないうえ、サークル等に流れていくので、本気で取り組みたい人しか部活に入らなくなります。すると、レベルの高い選手が多くなり、大学側も育成のために外部コーチを雇うようになります。給与としてコーチ料がもらえることが多いです。
大学のコーチは、基本的に母校のOBやOGで過去に輝かしい成績の方が行うことが多いです。みんながトップクラスの選手とは言いませんが、中学、高校の監督よりは実力的な参入障壁は高くなるでしょう。
メリット:人脈や過去の成績が生きる。
デメリット:母数が中高に比べ少ないため競争率は高い
実業団のチーム監督・コーチ
実業団の監督やコーチは、基本的にチーム間の移籍が多くなかなか新規でなることは少ないです。学校に比べて母数もかなり少ないですし、実業団選手同様狭き門ではあります。実業団選手上がりの方がコーチに移行する場合も多く、素人がクビ突っ込む場所とはあまり言えません。
収入は、企業所属のため安定しており、選手の結果次第でインセンティブが付くところも多いです。
メリット:収入は問題ない
デメリット:実業団経験がないと声がかかりにくい
ランニングクラブのランニングコーチ
主に市民ランナーのチームや、陸上教室で雇われて指導をしている人のことをここでは指しています。基本的には本業が別にあり、お手伝いで指導している方も多くいます。この場合、チームの代表の指導者の方に実績があれば、生徒さんは集まりますので、雇われたコーチが必要なのは完全に指導力になります。
指導に携わる環境には比較的参入しやすいものの、しゃべるのが苦手だったり、知識がないと、だんだん信用がなくなっていきます。
学校や実業団とは違い、生徒は自由に参加するかしないかを選択できるため、生徒さんが離れていくリスクもあります。
メリット:参入は一番しやすい
デメリット:知識と指導力が必要
独立型ランニングコーチ
このスタイルは、主に筆者である私がそうなのですが、自身で陸上に関する情報発信をして生徒さんを集め、自身の技量で生徒さんを増やしていきます。実業団経験や教員免許など狭き門ではありませんが、新規の生徒さんに魅力を感じて頂けるだけの最低限の実績と指導知識が必要になります。時には何らかの資格があると一般の方からは受けがよかったりもします。
また、どこかのコーチを仕事の一部として引き受けることも可能です。
もちろん今の時代ですので、インターネットを通してこのようなブログで新規の生徒さんに呼び掛けたり、SNSを使った発信も有効になります。このようなブログを見てもらうためのプログラム的な知識等も大切になってきます。
口コミ等も有効ですが、喋りがうまく他人に信用できるタイプでないと難しい側面もあります。収入は自分の裁量で操作できるのもいいですね。
メリット:自分の好きなようにできる
デメリット:発信力と知識がないと生徒が誰も来ない
その他・トレーナー等
これに関しては、陸上のコーチ業がメインではないですが、選手にアドバイスを行うということが好きな方にはお勧めです。
しかし、このような職の場合はトレーナー資格(ATなど)が必要になってきますので相応の勉強と知識は必要不可欠になってきます。
メリット:職業としてならだれでも参入可能
デメリット:コーチではない
結局どれがオススメか?
私の判断としましては、特にどれがオススメというのはございません。自身の目的とスキルに合ったものを選べばいいと思います。
私の場合は、プロのランナーという道を選んだため、実業団や教員とはご縁があまりなく、自身で独立型のランニングコーチという道を選択いたしました。
私自身、毎日往復4時間の通学時間があった高校、大学の7年間、インターネットで速くなる方法を調べては試しを繰り返していたため、凄まじい知識を得ましたし、自身の記録も自信を持って言えるものなので、そこは自信をもって指導しております。
お待ちかねのコーチ募集要項
最後に告知になりますが、私が運営しております、IND RUN(ランニング塾)にて全国でコーチを募集致します。
全国規模で募集する理由としましては、主にこのブログを見た方から全国各地より悩みや相談を頂いております。
そんな中、私、代表の原岡は愛知県周辺でしか活動できておらず、他府県に関しましてはSNSや公式ラインを通しての相談しかできていない状況です。
そこで1人1人と向き合うためにも直接その方の走りを見てくださるコーチを募集します。概要は以下です。
【現在休止中】概要
年齢:18歳以上
実績:不問(好成績を持っていればなお良し)
形式:基本はパーソナルトレーニング
指導経験:不問(喋るのが得意な方)
募集範囲:全国
その他:生徒さんとマメに連絡を取れる方
報酬:生徒さんから直接受け渡し
応募方法:以下の公式ラインより連絡
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